浄水器の比較(種類と特徴)


浄水器には数多くの種類や商品があります。価格も家庭用の蛇口の先端につける数千円のものから、業務用の100万円を超えるものまでさまざまです。どれを選んでよいか迷ってしまうはずです。

 浄水器を買う前に...

@まず、日本の水や水道水の実情、自宅に来ている水道水の状況を知る。

A何の目的で使うのか。家族構成や、人数、どことどこで使いたいのかを整理する。

B浄水器の種類、機能等を比較、検討する。

C普通、浄水器は、長年使うものです。ランニングコストやメンテナンスの件も比較検討する。

こうして、水道水をよりおいしく飲め、身体にもよく、快適に暮らせる目的にあった製品を選択されることをお勧めいたします。

種 類 説 明 特 徴

蛇口直結型浄水器

キッチンの蛇口に簡単に取付が出来る最も手軽でポピュラーなタイプ。

コンパクトで、取付けが簡単です。

他のタイプと比べて安価ですが、カートリッジの交換寿命が短い。

据置型浄水器

(卓上型浄水器)

キッチンシンク上に設置するタイプ。蛇口で分岐して浄水器本体から水が出てくる1wayタイプと蛇口に戻ってくる2wayタイプがあります。

 

ろ材の種類や量も多く、浄水の能力は高い。本体が大きいので、置き場所をとる。

 

ビルトイン型浄水器

(アンダーシンク型浄水器)

キッチンシンク下に設置するタイプ。最近ではシンクと一体化されて販売されているケースが多く、水道水の蛇口と浄水器の蛇口がわかれているのが特徴です。

 

本体が、シンクの下に隠れているので、炊事のときに邪魔にならないメリットがあります。

水栓一体型浄水器

水栓自体に浄水カートリッジが内蔵されています。蛇口管内蔵タイプと水栓内蔵タイプの2種類あります。

浄水器の設置スペースをとらない。

両タイプとも水周りがすっきりします。

ポット型浄水器

(ピッチャー型浄水器)

ピッチャーのような形をした容器の中にカートリッジがあり、その上に水を注いでろ過し、容器の中に浄水を溜めるタイプです。

浄水されて容器に溜まっている水は、塩素が除去されていますから、

菌が繁殖しやすくなっています。

シャワー浄水器

シャワー専用の浄水器。入浴時の塩素の害が知られるようになり人気が出てきています。

 

シャワーでしか使用できない。こまめなフィルター交換が必要。

 

逆浸透膜浄水器

非常に目の細かい膜に水を押し付けることで浄水できるタイプ。

濾過に時間がかかるため多用は不可能。ミネラルも除去されます。

元栓直結型浄水器

水道メーター後の水道管に直結するタイプ。

元栓直結型の浄水器は、水道の元栓の内側に取り付けます。水が元からキレイになるので、洗面やお風呂、シャワー、キッチン、トイレなど家中のどこの蛇口からでも浄水した水が使えます。

アルカリイオン整水器

キッチンシンク上に設置されるタイプが多く、電気分解によってアルカリ性の水を創り出す整水器。飲めば体質改善の効果があるとされているので人気もあります。

体質改善には、1日2リットルを摂取する必要があります。

 

活水器

強力な磁気の力で水を活性化、クラスター化させると言われている装置。

活水器は錆取り効果のみで、フィルター等は付いていないため、残留塩素除去等の浄水性能はありません。


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