【ソリューヴ浄水器のＱ＆Ａ】

Ａ．菌の繁殖には、水と光と空気に加え、温度が重要な要素です。この条件を満たしていないと、基本的に雑菌は繁殖しません。ですから、光と空気が遮断され、殺菌された水道水が通過する水道管という密閉空間内では、雑菌の入りうる要素はありません。ですが、水道管の蛇口付近は、空気に触れる可能性が高まります。考えられるとすれば、その部分から菌が進入し繁殖する恐れがあるのですが、「ソリューヴ」は元栓直結型の浄水器ですので、卓上型やビルトイン型の浄水器のように、フィルターが空気にさらされて雑菌の温床になるという恐れはありませんし、フィルター自体にも抗菌対策を行い万全を期しております。では、「ソリューブ」設置後の宅内に滞留している水はどうかというご質問ですが、塩素があるなしにかかわらず、水道水を数日間使用していない水については、数分間の捨て水をしてから飲用に使用することをお奨めしております。それは、前述のように蛇口周辺には、雑菌の繁殖する要素が整いやすい条件であることと、水道管の中のサビや不純物が、水道水が長時間滞留することにより水中に滲み出ている可能性があることも理由のひとつです。

元栓直結型浄水器「ソリューヴ」フィルターの抗菌対策には、銀イオンを添着しております。銀イオンの抗菌効果については、即効性はさほどありませんが、雑菌の繁殖を防ぐという十分な抗菌効果があり、人体に対しても安全です。

Ａ．「ソリューヴ」の標準工事仕様では、いつでも元の水道水に戻せるように、必ずバイパス管を設けて設置工事を行っております。もし、近所で水道工事が行われている場合、赤錆などのにごった水が流れてくる可能性が高いので、濁り水が流れる期間は「ソリューヴ」を通過させず、バイパス管を通過させて濁り水を蛇口から外に排出していただければ、フィルターの目詰まりを防ぐことができます。但し、浄水されない濁り水が通過しますので、ご使用する際にはご注意ください。なお、バイパス管で濁り水を排出しないまま「ソリューヴ」を通過させた水は問題なくご使用いただけますが、フィルターで濁りの原因を濾過しますので、目詰まりが早まる可能性があることをご了承ください。