放射性物質と浄水器に関して

1.お知らせ(平成24年4月)

平成24年3月の大規模地震により被害を受けられました皆様に、心からお見舞い申し上げます。

当社では、この地震を起因とする浄水器ソリューヴに対する被害、及び原発事故による放射性物質の水道水への混入に関するご相談を承っております。。

疑問点等がございましたら、下記連絡先にご連絡いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

      ご連絡先電話 0120-75-1421

      ご連絡先FAX: 0120-95-1422

      E-mail: info@bioc.jp

なお、東京都の金町浄水場をはじめ各地の浄水場で、水道水に混入する放射性物質について、現時点における浄水器ソリューヴのろ過能力に関する見解を以下の通りお知らせいたします。

まず、結論と致しましては、今回検出されております放射性ヨウ素は、ソリューヴのフィルターに配合されている粉末活性炭にて吸着除去いたします。ソリューヴフィルターの製造工場におきましても、原子力発電所に対しまして粉末活性炭入りフィルターを納入している実績もあります。

3月23日午後4時の東京都における会見におきましても、放射性ヨウ素については粉末活性炭で除去できるとの見解があり、浄水場における今後の対策としても、粉末活性炭を増量して放射性ヨウ素を吸着できる能力を高めるというものでした。

これに関しましては、厚生労働省より各都道府県水道行政担当部署宛に通達文が出ておりますので、下記に抜粋して掲載させていただきます。

【厚生労働省健康局水道課長からの各都道府県水道行政担当部(局)長あて通達(抜粋)】

4.放射性物質の浄水処理については、知見の数が少ないものの、活性炭処理による除去効果を示す知見が存在するため、指標値に近い値が検出された水道事業体等においては、粉末活性炭等による処理の実施を検討し、指標値以下となるよう取り組まれたい。なお、指標値を超過した場合、厚生労働省においても飲用水の供給に係る応援体制を整備すべく取り組んでいく。

(参考5)浄水処理によるヨウ素131の除去に関する知見

放射性物質の浄水処理については、知見の数が少ないものの、活性炭処理による除去効果を示す知見が存在する。

・アルミニウムを凝集剤として用い、活性炭(5〜15ppm)を添加した場合、凝集沈殿によるヨウ素131の除去率は、   約6〜7割除去できる知見が報告されている。

・粉末活性炭によるヨウ素131の除去実験では、原水への添加の場合、活性炭注入率が5、30、200mg/Lで、除去率  はそれぞれ74%、100%、100%。同様の実験をろ過水に添加した場合、活性炭注入率が5、30、200ml/Lで、ヨウ素131の除去率はそれぞれろ過水の濃度から見て22%、39%、47%であった。

今後、福島第一原子力発電所より排出される放射性物質の数値が抑えられる傾向にあれば、空気中に飛散した放射性物質の水源地に降り注がれる量も減少すると思われます。

水道局の対応が急務ということもありますが、放射性ヨウ素についての家庭での対応策には、浄水器ソリューヴのフィルターを安心の上、お使いいただきたいと存じます。

また、セシウムについてですが、ソリューヴフィルターには、粒状、及び線維状活性炭以外に、ゼオライトを繊維状にしたイオン交換素材を混合させております。このゼオライトという成分が、鉛、ヒ素、農薬等の重金属を吸着・除去いたします。

様々な文献で、このゼオライトがセシウムも吸着・除去するということが記載されておりますが、これまで民間企業ではセシウムを入手することができないため、現在のところ、実証するための分析試験は行っておりません。

放射性ヨウ素及びセシウムについては、以上の見解をもちまして、ソリューヴ浄水器フィルターの放射性物質ろ過能力に関する説明とさせていただきます。

 

 

 

2.浄水器ソリューヴの製造元・潟<Cプル・リンクによる放射能検査の結果を紹介します。

茨城県水戸市にて水道水及び浄水器ソリューヴ通過水を採取し、鞄ッ位体研究所にて放射能検査を行いました。その結果、双方とも放射能は検出されませんでした。

 

3.水洗いでもかなり減る? ”放射性物質(核種)除去”の調理法

原子力環境整備センター刊行「食品の調理・加工による放射性核種の除去率」によれば、「家庭料理で原材料の放射能

核種は減少する。ただし食材の種類調理の仕方によって除去率は異なる」とのことです。

キュウリやナスといった果菜類は、水洗いするだけでストロンチウムを50%〜60%除去できます。

ほうれん草や春菊などの葉菜類は、煮沸によるアク抜きでストロンチウムを50%〜80%除去できるということです。

酢で洗う方法も良いようです。放射能汚染された土壌で育ったグリンピースでも、酢洗いと煮沸でストロンチウム70%、

セシウム50%除去できたとのデータが出ています。果物は皮をむくだけでもかなり減少するようです。

魚介類は、内臓に放射性物質が集まるため、内蔵を丁寧に取り除くことで大幅に減少します。

魚介類は、内臓に放射性物質が集まるため、内蔵を丁寧に取り除くことで大幅に減少します。貝や海老などの場合、食塩水で洗うとより効果的です。

水洗いによるストロンチウム除去率が10%〜30%なのに対して、食塩水では、30%〜40%に上昇します。さらに、加熱することで除去率は高まるそうです。(Web R25より)


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